日本事務機新聞 2019年12月9日

《記事の転記》

作家の杉山大二郎氏(元リコージャパン・販売力強化センター長)がこのほど戦国時代の長編歴史小説『嵐を呼ぶ男!』を刊行した。
若き日の織田信長が戦国乱世を終わらせ平和な世を創るという理想を実現するために仲間たちとともに思いを共有して奮闘する物語。
歴史小説としてのエンターテインメント性をそなえながら、組織力強化や人材育成も大切なテーマとして描かれ、ドラッカーやマイケル・サンデルの著書も参考文献に加えている。
刊行に際して杉山氏は、「理念の共有こそが最強のチームを創るというのが私の強い信念です。また、正義はひとつではないということも主題のひとつで、若者の価値感の多様性が叫ばれる現代社会にこそ、最強の組織づくりができるのではないかと思っていますので、ビジネス書として読んでも得るものは多いと思います。経営者や管理職者といった組織リーダーの方々をはじめ、これからリーダーを目指す若い方にも読んでほしいです」と述べている。
書籍名=『嵐を呼ぶ男!』/発行所=徳間書店/ページ数=496/価格=2千円(税別)