書籍

『人事部長は新入社員 桜木美咲は逃げません』 角川文庫 -お仕事小説-

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「この会社を私が変える!」
人の心を動かす最強の主人公、ついに登場!

パワハラ、セクハラ、モラハラ、私が解決します!

日本を代表するIT企業の社長である駿河元康は、3ヶ月に一度だけ認められた電車通勤で衝撃の光景を目撃した。
車内で泣き止まない赤ん坊を抱いた母親に対し、男が叱責をしはじめた。
だが直後、1人の若い女性がその男を堂々と注意したのだ。
さらに駿河は、その女性を自分の会社の新入社員研修で発見するが──。
一方、憧れの企業に就職した桜木美咲は、いきなり告げられた辞令に困惑していた。なんで私が、人事部長に!?

カバーイラストは、『神様のカルテ』(夏川草介・著)、『植物図鑑』(有川浩・著)、『放課後はミステリーとともに』(東川篤哉・著)など数多くの書籍カバーイラストを手がけたカスヤナガトさんです。

2025年03月22日

アンソロジーしずおか 戦国の新説 静岡新聞社 -歴史小説-

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井伊直虎は男だった? 
今川義元の母親は寿桂尼ではない?

かつては“常識”とされていた戦国時代の定説は、最新の研究によって塗り替えられつつある。
もし、これらの「新説」を元に、歴史作家が小説を書いたら、一体どんな物語が生まれるのか…。2020年発売「アンソロジーしずおか 戦国の城」に続き、歴史・時代作家グループ「操觚(そうこ)の会」の10名が書き下ろす、実験的な戦国短編集が誕生!

『アンソロジーしずおか 戦国の新説』のあらすじ紹介


谷津矢車「我が君、次郎直虎」
天野純希「凪の見た星」
秋山香乃「幼馴染み」
木下昌輝「家康、買いませんか」
蒲原二郎「女難の相」
杉山大二郎「哀しみの果てに」
鈴木英治「身代わり」
早見俊「過ぎたるもの 一言坂の合戦」
簔輪諒「赤母衣」
永井紗耶子「天下人の町」

解説:平山優

2025年02月26日

大江戸かあるて 秋空に翔ぶ 集英社文庫 -時代小説-

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「勃たないのでございます」あの蔦屋重三郎がそう言って江戸一番の医者になるために修業中の駿のところへやってきた! 師匠の間市は“陽萎”として治療を施すが、まさかの展開に(第一章)。三年間の修業を終え、ついに自身の病院を開いた駿。すると、次々と訳アリの人たちが訪れて!?(第三章)など、ユニークな発想で描く、一風変わった時代小説。感動と学びが詰まった大人気シリーズ、第三弾。

解説:鈴木英治

2024年01月19日

大江戸かあるて 鍼のち晴れ 集英社文庫 -時代小説-

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患者の命か、金か。
江戸一番の医者をめざす心優しい青年に
現実が突きつけられたとき――

幼い頃に父と母を亡くし、貧しさと戦ってきた17歳の駿。誰よりも辛く苦しい経験をした彼は、弱き者を守る医者になるべく、江戸にある日本一の講習所"杉坂鍼治学問所"に入所する。腕は確かだが、偏屈で守銭奴の間市についた彼は、間市が患者の命よりもお金を優先する姿勢に疑問を抱く。そんな中、余命幾ばくもない吉原の元遊女とその息子に出会い――。感動と学びが詰まった、青春時代長編。

解説:早見俊

2023年06月20日

大江戸かあるて 桜の約束 集英社文庫 -時代小説-

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必ずいつか花は咲く――
どん底を味わった少年が江戸一番の医者を目指す!
書き下ろし青春時代小説 シリーズ刊行開始!

天明3年(1783)浅間山の大噴火によって母を亡くし、天涯孤独となった貧しい少年・駿。彼は同い年の親友・涼とともに文武の修業に励んでいた。ある日、病で死の淵に立つ涼の母親を助けるために、医者を訪ねる。しかし、金のない者は診察すらしてもらえない。そんな不条理に憤った彼は、弱き者を守るために、江戸一番の医者を目指す――。情けは人の為ならず! 青春時代長編シリーズ、第一弾。

解説:坂井希久子

2023年03月17日

信長の血涙 幻冬舎時代小説文庫 -歴史小説-

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チーム信長の成功譚。
そこから見えてくるのは、信長のリーダーシップだ。
――作家 伊東潤氏、推薦!

生き馬の目を抜く戦国の世――国は荒み、民百姓は飢えていた。
「俺に力を貸せ! この地獄の世を、新しき天下に変えるのだ」
天下静謐の理想に燃える大うつけの信長だが、常に国境を敵に脅かされ、その貧弱な兵力では尾張統一すらままならない。小豪族の集合体である尾張は、重石となっていた信秀の死後、力の均衡が崩れて無法地帯になりかかっていた。やがて織田弾正忠家の家督を巡り弟・信勝が謀反との報せが届くが……。涙もろく情に厚い、若き日のまったく新しい織田信長を描く傑作歴史長編。

解説:伊東潤

2021年12月09日

さんばん侍〈二〉麒麟が翔ぶ 小学館時代小説文庫 -時代小説-

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拝金老中、歯ぎしり!  心を商う侍が戦う! 

老中格の田沼意次は、駿州田中藩の改易を企んでいた。田中藩が借金している酒問屋麒麟屋を倒産に追い込み、藩と店を共倒れにしようとしているのだ。片や、次代藩主の本多正供は、算盤に長けた勘定方の鈴木颯馬を麒麟屋に送り込む。麒麟屋の大番頭へと身を変えた颯馬は、田沼の罠を次々と打ち破るが、ついに破綻の危機が訪れてしまう。麒麟屋は一年の商いの大半を春の新酒の買い付けで賄っているのだが、田沼の陰謀のため、今年は仕入れられなかったのだ。みな諦める中、颯馬はある秘策を思いつく。そのためにはまず、銘酒にも引けを取らぬ「藤酔」を仕入れなければならない。急ぎ駿河国藤枝の蔵元へと旅立つ颯馬と麒麟屋のひとり娘・紬。道中、刺客に襲われながらも、ふたりは沼津まで辿り着く。が、目の前には橋から身投げしようとする男が。引き止めてみれば、取引先から預かった五十両を掏られてしまったという。死んで詫びようとする男に、颯馬は金より命が大切と、持参した手付け金すべてを渡してしまうのだった。ようやく無事に「藤酔」の蔵元に着きはしたものの、手ぶらの颯馬は一体どうするのか? そして、一発大逆転の秘策とは?

2021年05月07日

さんばん侍 利と仁 小学館時代小説文庫 -時代小説-

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江戸の企業再建エンターテインメント!

二十四歳の鈴木颯馬は、元は町人の子。幼くして父を亡くし、母とふたりの貧乏暮らしが長かった。
縁あって、手習い所で働くうち、大器の片鱗を見せはじめた颯馬だが、十五歳の時に母も病で亡くし、天涯孤独の身となってしまう。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。町道場で下働きしている際、ひょんなことから、田中藩江戸屋敷に勤める「さんばん殿」鈴木武治郎に才を買われ、めでたく養子に。
だが、勘定方に出仕したのも束の間、田中藩領を我が物にせんとする老中格の田沼意次と戦うことになってしまい……。
恩義ある藩を救うべく、わけありで、酒問屋麒麟屋の番頭となった颯馬に立ち塞がる壁、また壁! 江戸の剣客商い娯楽小説第一弾!

2021年03月05日

アンソロジーしずおか 戦国の城 静岡新聞社 -歴史小説-

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徳川、武田、今川、北条…名だたる武将が割拠した戦国時代の静岡。当時、駿河、遠江、伊豆の三国に分かれていた静岡の要衝に築かれた幾つもの城。
そこは武門の意地と誇りと悲哀が渦巻く戦いの最前線だったー。
気鋭の実力派、歴史・時代小説作家10人が、静岡の10の城を舞台に書き下ろした珠玉の短編集。華麗なる戦国絵巻が、ここに誕生!

歴史小説家の団体「操觚の会」に所属する10名の作家(秋山香乃、芦辺拓、彩戸ゆめ、蒲原二郎、坂井希久子、杉山大二郎、鈴木英治、永井紗耶子、早見俊、谷津矢車)が、戦国時代の静岡の城をテーマに1話ずつ書いています。
私は今川家滅亡を描いた懸川城攻防戦(今川氏真vs.徳川家康)の物語 「最後の城」を執筆し、さらにあとがきも担当しています。

2020年09月16日

嵐を呼ぶ男! NOBUNAGA 徳間書店 -歴史小説-

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戦国の覇者にして、第六天魔王とまで呼ばれるほどの苛烈な武将として恐れられた織田信長。尾張は、周囲を強大な勢力に囲まれ、いつ呑み込まれてもおかしくはない。それどころか国内も四分五裂。父・信秀の早逝で若くして継いだ織田弾正忠家の家督は、弟・信勝との諍いが起きるなど内憂外患の様を呈していた。そんな中で信長は、戦国の生き地獄をなんとしてもつくりかえるという熱き理想に燃え、常識にとらわれず、既得権益をものともしない領国経営を目指すゆえに「大うつけ」と呼ばれる。破天荒な言動は、自分がつくりあげたい理想の世の中=奪わず、殺し合わなくてもよい世の中「天下静謐」を実現するためだった。熱血の信長の若き日々を描きつくす長篇戦国歴史ロマンここに登場!

2019年11月22日

あのとき、僕らの歌声は。 幻冬舎 -ドキュメント小説- ※構成を担当 

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【重版14刷】累計74,500部のベストセラー! AAAデビュー11周年記念オフィシャルブック。

「これまでのAAAの活動で、もっとも記憶に残っている出来事はなんですか?」 メンバーへの個別ロングインタビューを元に構成した、落涙必至のドキュメント小説、ここに完成! 今だからこそ伝えたい、大切な記憶がある――。数多の挫折や痛みを乗り越えてきた7人の、希望と絆の物語。
今まで語られることのなかった真実の言葉がここに綴られています。 別々のオーディションに合格して、何年もライバルとして競い合わされてきた寄せ集めのグループだった7人が、幾多の苦難を乗り越え、喜びを分かち合いながら本物の仲間になっていった11年の軌跡。 11年前に代々木公園でストリートライブを始めたときは、わずか20人の足さえ止められなかった彼らが、2016年11月、ついに東京ドームと京セラドームで、4日間で20万人の観客を集めました。熱いチームビルディングストーリーをぜひお読みください。

2016年09月14日

ザ・マネジメント 幻冬舎 -ビジネス小説-

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小説で学ぶ、究極のマネジメント改革!  「業績が悪いのは、営業マンのせいじゃない。 すべてリーダーの責任なんだ!!」

大手IT機器メーカーの販売代理店で東京営業部部長を務め、エースとして会社を牽引している五十嵐卓也(40歳)。あるとき、社長に乞われ、業績が急激に悪化している従業員50人程度の中小企業に出向することになる。 ときに出向先の社員たちとぶつかりながらも、[ビジョンの共有][仕組みの構築][情報の活用][教育の強化]の4つの視点から一人ひとりの意識を変え、営業マネジメントを改革していく。 その甲斐あってかギリギリのところで倒産の危機を免れたかと感じ始めたころ、想像だにしなかった最大の危機が襲いかかる——。伝説のトップマネジャーが現場で培った生々しい経験から綴る、超実用的ビジネス・ストーリー。

2016年04月07日

至高の営業 幻冬舎 -ビジネス小説-

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【重版2刷】 村上龍氏、推薦!! 「営業マンが扱うのは、実はモノやサービスではない。〈信頼〉なのだと本書は教えてくれる。」

入社以来ずっと営業畑を歩みトップセールスマンとなった後、販売プロセスの責任者として働いてきた著者が、その体験から得た営業マンの心得と技術をあますところなく描きこみました。徹底した現場主義の視点で描いたこの作品は、キャリアや業種にかかわらず、すべての営業マンにとって役立つ一冊です!  入社四年目の業績低迷セールス五十嵐卓也。月次予算はいつも達成できず、やる気も失せ、会社を辞めようかと悩む日々。しかし、新所長としてやってきた伝説のトップセールス鈴木翔太との出会いが、彼を少しずつ変えていく。「営業マンは、仕事なんか頑張っちゃいけないんです」 次々に営業の常識を覆す魔法の秘策を鈴木に授けられた五十嵐は、はたして営業マンとして生まれ変わることができるのか——? 「基本プロセスの強化」「ニーズの共有」「情報の活用」……、読むだけで販売力がみるみる身に付く、伝説のトップセールスが描いたすべての営業マン向け超実用的ビジネス・ストーリー!  「どうしたら売れるようになりますか?」の答えが、ここにある!!

2013年11月07日